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卒業 / 東野圭吾
加賀恭一郎シリーズの第1作目です。
加賀恭一郎がまだ刑事になる前、大学在学時に初めて殺人事件に対峙した時の様子が描かれています。
<あらすじ>
国立T大学に通う女子大生の牧村祥子が、入居しているアパートの自室で、死体となって発見された。
警察は自殺だと判断したが、幾つかの矛盾した供述が出て来た事から、自殺・他殺の両面を視野に入れた捜査を開始する。
同じ大学生で仲の良かった加賀恭一郎ら6人の仲間も、様々な思いを錯綜させながら、祥子が残した日記を元に死の謎を解こうとしていた。
しかしかつての茶道部の顧問で恩師・南沢雅子の家に事件の報告を兼ねて集まり、
毎年恒例の「雪月花之式」で茶をたてている最中、今度は波香が亡くなってしまう。
学生時代の加賀恭一郎は次の通り。
・T大社会学部社会学科4年生。
・剣道一筋で、学生剣道個人選手権で2年連続優勝するほどの腕前だが、現在は剣道部OBとして後輩の森田らの指導にあたっている。
・三島亮子に誘われ、警察の道場でも練習させてもらっている。
・沙都子のことが好きで、結婚したいと思っている。
・身長180cm。父と同じ警官の道と迷ったが、教師への道を歩むことに決めている。
ちなみに加賀の父は次のように描かれていました。
・警察官。
・加賀と同居しているが、仕事で家を空けていることも多い。
・母が約10年前に蒸発したのもその仕事のせいだと加賀は考えているため、関係は良好とは言い難い。
・加賀の質問にはほとんどこたえなくなっていたが、加賀が今回の事件の相談を置手紙でしたところ、同じく置手紙で答えを返してくる。
私も学生時代には教師になることも少し考えていました。
posted by おおたの会 at 17:08|
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